宝島のチュー太郎

20年続けたgooブログから引っ越してきました

Amazon Hub デリバリー 破綻?

 

 

 

 過日、こんな記事を上げました。

 

 

korobokuru.hatenadiary.com

 

その中から抜粋します。

 

>AWSという仕組みは知っていたし、実はそれがアマゾンの稼ぎ頭だという意外な事実も過日、何かで読んでいた。
10年ほど前によく目にした【ロングテール】という差別化が肝だということも。
その上で、最初は1500円以上の注文なら送料無料というのから、現在は一切が送料無料になっている不可思議さにも気づいていた。
私はそのヘビーユーザーなので、数百円の品を過剰な専用箱に詰めて翌日無料配達する仕組みが理解できずにいた。
【絶対に利益は出ない、どころか、大きな赤字、グロスで考えたとしても】
なんで?

そいつに明快な解答を出しているのがこの本だった。
理由は簡単。

世界最大規模のクラウドサービスであるAWSから上がる莫大な利益で、宅配部門の赤字を埋めている。

こんな単純かつ明快な理由。
それは恐らく、市場を独占的に支配するまでの【投資】と考えているのだろう。

 もう一つ、他のショッピングモールとの大きな差異、それは、物流基盤の独自開発力だ。
私の中の常識では、経費圧縮の為には、加盟店に軒先を貸して、そのロイヤリティーで稼ぐ、そして、その為のインフラはアウトソーシング
そうすることで、リスクを回避する。

楽天も、私が店を持っているヤフーショッピングもそうだ。
でも、アマゾンは、いよいよその物流を自社独自で組み立てようとしている。
それが完成したとき、それこそが差別化、オンリーワンの企業になれる。
そう考えているのだろう。
それは、正しく過日ベゾスが言った【アマゾンはロジスティクス企業】との思いを体現している。
ロジスティクス兵站
兵站(読み:へいたん、英:Military Logistics)とは、補給・輸送・管理という3つの要素から成立つ総合的な軍事業務で、戦闘地帯へ後方から必要な物資や兵員を配置するといった活動全般を指す。
ロジスティクスという言葉はこの「兵站」という軍事用語をビジネス用語に転用したものである。

 そしてその具体的な仕組みがこのAmazon Hub デリバリーなのだろう。
すなわち、こう。

1.全国に市町村レベルで小さな配送拠点を設ける
2.そこへ、既に完成しているブロックごとの物流拠点から配送
3.その先の配達要員は、仕組み、道具、必然性を抱えた層を狙う
4.すなわち、商店主、定年後で何かをやりたい老人、子育ての一段落した主婦、子育て中でも子供を預けた後の時間が使える主婦etc.
5.何故なら、一種個人事業主扱いなので、配達業務における事故などの保障をしなくてよい
6.小さなエリアを担当させることで、ハードルを下げる

こうして、一番経費の掛かるラストワンマイルを安価に制する

となれば、つぶれかけの酒屋の店主なんて、うってつけではないか。
それで思い出した。
最近やたら各メディアで流れるアマゾンの配達請負人の宣伝。
『なんで今更?』
と思っていたが、なんと、【これから】だったのだ。

現在、それを主たる業務としている人たちは、アマゾンから業務委託された運送業者の下請けたる個人運送事業者として働いている。
片や、それとは別のルートとしてインフラ整備が進んでいるのがAmazon Hub デリバリーなのだろう。
それが完成すれば、もしかすると、アマゾンは全ての物流を自社で完結出来る?
ようになるかも知れない。<

今、それがうまく稼働してないエリアがあるのでは?
というのが、現在のボクの推測です。

 

また、搾取のシステムが受け入れられてないのでは?
というのが、その推測の二つ目。

 

 

搾取というキーワードは、最近リリースされたこの映画にも描かれています。

ラストマイル

ラストマイル

  • 満島ひかり
Amazon

 

 

korobokuru.hatenadiary.com

 

 

 

 

そんな疑問をぶつけてみたのが、このやりとりです。


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