2021/11/17 「本当」には二種類ある
私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。
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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2021/11/17 「本当」には二種類ある
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世の中にはどうしても信じられない本当と、
ぜんぜん根も葉もないこったが、
どうも本当らしいぜ、
と思うことと二色(ふたいろ)あります。
そして、世の中の人々は、
どうしても信じられない本当は
信じません。
嘘でも本当らしいなと思うことは
すぐ信じるという、
おっちょこちょいな軽率なところが
人間にはあるんです。
中村天風
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▼天風が軍事探偵になったきっかけ
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(以下、『君に成功を贈る』「強い命を作る」
より引用抜粋)
これから申し上げることを、
信ずる信じないはあなた方の勝手ですがね、
軍事探偵の秘密募集で
その当時集まった青年が、
3,000人もいたんですよ。
この話をしますとね
「そんなことないだろう。
いくらなんでも、行けば生きて帰れない、
そして手柄立てても当たり前だと
思われるような軍事密偵になるのに、
三文にもならないのに
3,000人も集まったなんて嘘だ」
と、こう言いますよ。
しかしその当時の青年は、
今の一般青年から考えりゃ精神病
だったんでしょうな。
軍事探偵の募集に、
こんなにも大勢の青年が応募したんですから。
まあ、この私もその1人ですが・・・。
秘密募集を私の恩師、頭山満翁から
聞かされたとき、
軍事探偵としての秘密募集だとは知りません。
「おいどうじゃい、
腹いっぱい暴れられるところがあるぞ。
喧嘩しても警察へ行かんでよかところあるぞ、
行くか」
「参ります」
これが軍事探偵になった動機なんです。
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