本のこと
株の空売りで稼ぐ企業が、目を付けた企業のレポートをリリースし、それと同時に空売りを仕掛ける物語で、対象企業別の三話で構成されている。 ただ、目新しい状況や展開ではなく、冗長な感じは否めない。 なので、読了しないまま終えるかも。 何故なら【読む…
寿司屋として、食を支配しようとする、突出した男ゲソと、六つも年下のゲソに支配されてしまう金森が中心になった物語。 他人をコントロールし、その為には殺人すらも犯してしまうゲソに恐怖、畏敬、そして共感、ひいては憧憬にまで転じてしまうカネの心の変…
私の好きな、料理のことや、飲食店にまつわる人々のハナシ。 主人公まさよが間借り先を替える地域やカテゴリーごとの、三つからなる短編集。 そして、そこに通底するのは、【のほほんと笑って暮らしてゆきたい】という、まさよの人生訓といったもの。 面白か…
トリガーがなんだったのか? そいつは覚えてないけど、図書館に予約を入れてあった本。 流石、長年放送作家としてトップを走ってきた人の小説。 芸人という特殊な世界の悲哀がよく表現されている。 ま、そんなとこかな。 しかし、なんで引退するのかねえ。 …
松本清張が世に出る前の臥薪嘗胆時代の記録。 昭和38年から40年まで文藝に連載されたものと、昭和51年に読売新聞夕刊に連載された三篇から成り立っている。 なので、重複する部分もあるし、行ったり来たり感も拭えない。 それと、恐縮ながら、文章が稚拙な気…
何度目かの無料お誘いを受けて、再開しているオーディブル。 今聴いているのは、この作品。 なかなか面白い。 ただ、手を止めてじっと朗読に聴き入るのは勿体ない気がして、そのタイミングは二通り。 その一は眠りに入る前。 その二は朝のウォーキング。 歩…
これまで歴史ものと武家ものを描いてきた著者初の「市井もの」ということだが、特に取り立てて感じ入る作品ではないような。 なので、二編だけ読んで、本日図書館に返却した・・・ 夜露がたり砂原浩太朗新潮社
僧侶が思う死とあの世、霊の存在、そしてその交信等、興味があったので図書館で借りてみた。 あまり私の心象とはシンクロしなかった。 芥川賞受賞作品とのこと、ページ合わせの様にくっついていた短編「朝顔の音」はもっとシンクロしなかった・・・ 中陰の花…
ゴーグルの下に貼り付いてある見出しに釣られて、この本の存在を知った。 時代小説作家として、近年頭角を現した砂原 浩太朗の新作だ。 これは読まねば、と早速図書館に予約。 夜露がたり砂原浩太朗新潮社 そこから、芋づる式に次々と興味深い作品が湧いてき…
おじいに近いおじさんのくせして、喫茶店のハシゴをして、スパゲティやらサンドイッチやら甘味なんぞを食べまくる。 おじいにこんなことはあり得ない。 胃がもたれてやってられない。 これは、若い女子の感覚である。 ま、それは良しとして、サンドイッチが…
中学生の頃、シベリア抑留の末に脱走、敗戦に振り回された経験をもつ社会科の先生がおられた。 今ならかなり問題になるような発言を授業の中で繰り返す、【戦後はまだ終わってない】という思想の権化のような教師。 私は、その教えを興味深く聞いた生徒の一…
こんな感じで書いてます群 ようこ新潮社 物書きになる経緯の時代背景から察するところ、同年代? 調べてみれば、著者は私より二つほど年長。 ネタのストックについて触れているところで思ったこと。 『ネタがないと書けないものなのか?』 私はこれまで、プ…
TEN 上 (小学館文庫)楡周平小学館 お涙頂戴志向の強さはこの著者の特徴か。 それが、読んでて少し気恥しい思いを持つのは、読み手がスレてるからなのかも知れない。 ただ、痛快な流れは、カタルシス。 それと、主人公のニックネームたる【てん】と読む漢…
木挽町のあだ討ち永井紗耶子新潮社 古代日本のカースト制度と呼んでもいい、士農工商という職業で分ける格付け。 武士を頂点とした、略取、搾取の時代。 貧富の差を越えた、餓死すら招く貧民層。 ただ、武士の世界もそう安穏とはしていられない。 正義と矜持…
シェニール織とか黄肉のメロンとか江國 香織角川春樹事務所 初老に差し掛かった学生時代の仲良し三人組の女性たちに纏わる日々の食や酒や性のハナシ。 それぞれに繋がる人達が入れ代り立ち代り登場する忙しい構成。 その上で、さしたる盛り上がりもなく、淡…
ヤフーストアで細々と稼いでる私には必読の本? して、こいつのkindleはたったの46円安くなるだけ。 ならば、リアル本を買え! と、即クリック。 届いたら、図書館の本などと言わず、最優先で読むだろう。 事程左様に、人の心なんていい加減なもの・・・ 中…
正直なところ、私はこの著者の人を食った様な喋り方が好きではない。 でも、その主張には耳を傾けるべきものがある。 先日、オーディブルでこの本を見つけて、聴き始めた。 分かりやすくて為になりそうな内容。 ただ、布団の中で聴いてると、まず100%寝落ち…
☆ 過日、新聞の書籍広告で絶賛されていたので読んでみた。 感想を端的に言えば、確かに緻密に構成されてはいるが、それほどか?という思いが残った。 一見、ミステリー的な犯罪小説仕立てではあるが、本性は人間賛歌か? 土屋里穂と内藤亮のピュアな恋、その…
⭐️ とてもキョーミ深い内容。しかし、返却日迄に読了できるかなぁ・・・創始者たち──イーロン・マスク、ピーター・ティールと世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説ジミー・ソニダイヤモンド社
⭐️ 未明に目覚めて、読みかけの本を手にする。布団にくるまったまま、ベッドが隣接する窓辺の壁に本を持たせ掛け、半身の状態で頬杖を突いたまま読み耽る。 気づいたときには、首から背中に掛けて、変な凝りが出来ていた。 いよいよ佳境に突入。大事に読み上…
⭐️ この邂逅の刹那の表現力。ベンキョーになります・・・存在のすべてを塩田 武士朝日新聞出版
ようこそ、ヒュナム洞書店へファン・ボルム集英社 著者の本への愛情が滲み出ている。 【ライ麦畑でつかまえて】をちゃんと読もう。 其の前に、何処に仕舞い込んだかさがさねばねば。 著者は、結構日本の作品も読んでいる。 映画『海よりもまだ深く』について…
⭐️ 図書館にリクエストしてた本が4冊一緒くたに順番が回ってきてしまった。こいつはちと忙しい。 取り敢えず、この2冊を交互に読んでいる・・・存在のすべてを塩田 武士朝日新聞出版笑って人類! (幻冬舎単行本)太田光幻冬舎創始者たち──イーロン・マスク、…
ようこそ、ヒュナム洞書店へファン・ボルム集英社 こいつを読んでると、度々出てくる『ライ麦畑でつかまえて』。 それは、1951年7月16日に出版された、言わずと知れた名作、と言われている古い小説だ。 私は、出版社の違うそれを2冊持っている【筈】だ。 1冊…
なんとか読了はしたけど、つまらなかった。 この人の作品は、井戸が出てきたり、高い壁に遮られた別の町が出てきたり、月が二つあったり・・・ その上でパラレルワールドを行ったり来たり。 それと、そこに法則性の様なものはないので、何でもアリなんじゃな…
大学生時代の復習&復讐。 5年前に図書館の蔵書になったようだ。 まだ真っさら。 買えば6千円余りする(税別5800円)。 ありがたや。 しかし、こんなんがあと14巻あるという。 どんだけ~~~ 大学時代に頑張って取り組んだ。 バイト前の赤坂TBS前不二家のあ…
本売る日々がとても良かったので、またまた図書館で借りた本。 最初のうちは、『何言ってんだかよくわからない』感じで、中ほど、岡場処を探索する件(くだり)までは、正直苦痛だった。 『そんなに事細かく岡場処の説明をされても』とか、『もう読むの止め…
今朝はメッキリ秋めいた。 カブで走れば、湿度の低さと爽やかな風に癒された。 ぼんやりと小学生の頃の運動会を思い出す。 そいつが、荒んだ心を少しだけ慰めてくれる。 やはり、自然はありがたい。 お陰で、いつもの定位置でPCをいじれるようになった。 店…
これは、読後感ならぬ読前感である。 筒井康隆と言えば、真っ先に思い出すのがこれ。 笑うな(新潮文庫)筒井康隆新潮社 屋根裏からピーピングする男の心の中の独白で構成された短編。 もう40年くらい前になるかなあ。 まだ昭和通りにあった明屋本店で求めて…
これは、読後感ならぬ読前感である。 筒井康隆と言えば、真っ先に思い出すのがこれ。 笑うな(新潮文庫)筒井康隆新潮社 屋根裏からピーピングする男の心の中の独白で構成された短編。 もう40年くらい前になるかなあ。 まだ昭和通りにあった明屋本店で求めて…
