戦場のメリークリスマス
出会いの経緯は忘れてしまったが、最近こんな映画を知った。
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| アウルズ・エージェンシー |
原作者であるウエイン・W・ダイアーの著書は、渡辺昇一さんの翻訳で「知的生きかた文庫」から出版されたものを3冊持っている。
しっかり冊数まで明言出来るのは、トイレにある「読むべき本の本棚」にちゃんと隣り合わせて並んでいるのを今朝確認したからだ。
ハイ、お察しの通り、買ったまま、まだ読了してないのでありんす。
当時は必ず買った日の年月日を記(しる)しておく習慣があったので、それらの出版は、1994、1997、1998年以前だということが判る。
(まあ、出版年月は本の末尾に表示されてはいるんだけど)
但し、どれも文庫なので、原著はそれより更に数年は遡ることだろう。

中味を把握してないので何とも言えないが、少なくとも私は当時、それらをいわゆる自己啓発書の類いとして求めた。
それが現在、この本のレビューを読んでみると、その解釈にほぼ間違いはないようだが、転換の片鱗は垣間見せていたようだ。
乱暴の誹りを覚悟で言うならば、彼の著作の傾向は、20世紀までは成功法則で、21世紀になってスピリチュアルに転じたのではなかろうか?
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なにはともあれ、定休日である昨日、この映画をウトウトしながら2回通り観た。
そこで、私はそれをどう受け止めたか、ということについて書いておこうかと思う。
人生の朝は、本来の自己にエゴが貼り付いているという。
勝たねばならない、他人から評価されなければならない、金持ちにならねばならない・・・
地位と名声と財産を得る、すなわち成功するためには何を為すべきか?!
そんなエモーションに突き動かされているというのだ。
そして、人生の午後にはそれらが全て偽りになる。
限りある人生を全うするには、そんな即物的なものではなく、心の平穏こそが肝要だという。
その転換点を「シフト」と呼んでいるようだ。
ただ、全ての人がそのシフトを実現出来る訳ではない。
内なる声に耳を傾ける準備の出来た人にだけ、それは訪れるという。
或る日突然。
頭では何となく理解出来る。
でも心が軋みを上げている。
「あるがまま」を受け入れるという精神は、禅にも通じるものなのかも知れない。
ただ、劇中の映画監督が疑問を持つのと同じように、「何もしないで待ってればお告げがあるとでも言うのかい?」と思ってしまう。
特にどん底で喘いでる人間が、努力もしないで「受け入れる」だけで劇的に何かが変わるなんてことがホントにあるだろうか?
信じたい気持ちは山テンコあるんだけど、疑問は超深海(こんな単語は無い)だ。
確かに、「人生の午後」を迎えた私の中では、「何かがある」という思いが膨らみ始めている。
そして、「変わりたい」と強烈に思っている。
そういう意味では、今の私は転換期を迎えているのかも知れない。
でも、その方法が解らない。
ホントに「あるがまま」でいいのだろうか。
この迷いは、エゴから抜け切れてないということの証なのだろうけど、
じゃあ、どうすればそいつを捨て去ることが出来るのだろうか?
有り体に言うと、「ますます解らなくなった」というところか。
しかし考えてみれば、いわゆる悟りがそんなに簡単に得られる筈も無く、まだまだ私の中で葛藤せよと言うことなのだろう。
取り敢えず、ユングとマズロー。
私が紐解いてみるべき御本がまた増えた。
そんなところではある・・・
DVD「ウエイン・W・ダイアーとの対話」ダイジェスト10分


