腹八分目
一日一食主義が崩れて、最近二食になった。
あの頃、苦もなく一食に出来たのは、当時の心境がそうだったからなのだろう。
そして今は、その心境が変化した。
これじゃあ、折角快適になった腹回りが、また醜く戻るのは時間の問題。
思えば、一食主義の実践で痩せたのは「単純に摂取カロリーが減ったから」ということなのだろう。
ただ、その一食は、結構食ってた。
ならば、その一食分を二回に分ければ、摂取カロリーという点では同じ事。
そんな思いで、今日の昼餉のライスカレーは半分にした。
それでも、空腹感どころか、胃が重かったりする。
今まで通り、気分のままに、一気に食うことは簡単だった。
しかし、そうした後は、より強い胃の膨満感に悔やむことになったろう。
要するに、「腹八分目」。
この歳になってようやく、その本来の意味を理解したような気がする。