こんなコラムに行き当たった。
以下抜粋
初めてこの作品に触れたのは、たしか国語の教科書だった。しかし冒頭の「先生」と「私」の出会いの場面が印象的であるせいか、毎年夏になり海水浴に出かけると読みたくなる。砂浜で寝転び、海風に吹かれながら、毎年1回は読むことになる。そして読むたびに、その心理描写の的確さと繊細さ、奥深さに唸らされる。人間の心の中の動きをこんなに手にとるように描き出した作品を、僕は他に知らない。前半の「先生と私」編で先生が言う「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という言葉は有名な一節だが、僕にとっても特に印象に残っている。
僕は映画作家なので、何を読んでも映画になるかどうかを考えるくせがあるが、「こころ」だけは絶対に映画化は無理だと思う。これまでにもちろん試みられたことはあるが、成功するはずがない。なぜなら心の中には光が当たらず、したがってフィルムでは間接的にしか描けない。心の中を直接的に描写するには、たぶん小説という方法が最も適している。この作品で夏目漱石は、まさに小説でしかなしえない偉大な仕事をしたのだと思う。
とてもよく分かる。
特に、
毎年夏になり海水浴に出かけると読みたくなる。砂浜で寝転び、海風に吹かれながら、毎年1回は読むことになる。
この部分。
漱石の作品は、青空文庫では無料で提供されている。
けど、ボクはやっぱ、リアルなそれで愉しみたい。
【こころ】は、オーディブルで粗方聴いている。
けど、ボクはやっぱ、目で活字を追いたい。
な訳で、またまた衝動ポチ。
しかし、最近のナイルはアテにならない。
ま、届かなければ、キンドルでもしゃあないけど・・・

