宝島のチュー太郎

20年続けたgooブログから引っ越してきました

    冬でも生のまま舐める、店主はそれが好き

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天才 石原慎太郎

 

 

 石原慎太郎が、一人称、すなわち、角さんが一人語りをする体で構成されている。

まず、めっちゃ大きな文字、普通にレイアウトすれば、半分のページ数で済むのではないか?

「俺」と語るが、勝手な印象では「儂」の方がしっくりくるのではないか?

それと、「リストカット」なんて単語は、彼の口からは出ないように思う。

 

それはそれとして、件(くだん)のロッキード疑獄。

中国との国交正常化等、米国を痛く刺激した末路として陥れられた経緯は、興味深く読んだ。

 

 彼が被告人となった後の1978年、ボクは、広告代理店のメッセンジャーというバイトで、白のスカGを専用車として与えられ、毎日都内の出版関係の会社を巡っていた。
或る日、講談社や光文社で仕事を終えて、次の目的地へ向かう途中、目白御殿の前を通過したことがある。

ここがそうなのか、と興味深く眺めながらゆっくりと車を走らせた時の光景を、何故か今も覚えている。

 

 

在りし日の角さん。

 

 

 その後彼は脳梗塞を患い、失意のまま亡くなるのだが、その辺りの経緯が、ドラマを観るが如くの感あり。

人の一生の寂寞さを思う。

 

 とどのつまり、あれはCIA辺りの仕業?などと思うのは乱暴の誹りを受けるだろうか?