巡る季節に救われてみたりする
店の脇のドアを開け放った空間から流れ込む涼風
けふから明らかに季節は秋へ
それでも、Tシャツの中の背中はうっすらと汗をかいている
それは晩夏の最後の抵抗か
僕はこのところずっと、寂寥感と自己嫌悪に苛まれている
独り取り残された寂寥感
それを招いた自己欺瞞
しかし、そいつにピリオドを打とうと決めた
もうこれ以上自己を責めるのはやめよう
そして、新たな原野へ踏み出そう
秋が来て、秋が終わり、そして冬が来る
冬が去り、やがて春の訪れ
どうだろう
その頃になれば、少しは救われているだろうか
兎にも角にも、前を向いて歩いて行くだけ
先のことは先にまかせて
今ここを噛み締めながら
*
