しらふで生きる 大酒飲みの決断 (幻冬舎文庫)
端的に書けば1ページ足らずで終わるところを、あ~でもないこ~でもないとダラダラ語ってる断酒の本。
まあ、論考を重ねて結論を導き出すという手法は、哲学的であると言えなくもない。
そして、博識であろうことも想像がつく。
恐らくは、【死】についての理論武装もかなりのものであろうと想像する。
時々、【非二元】っぽいことも書いてある。
159ページだったかなあ。
定休日の昨日、露天風呂に浸かりながらその部分を読んだ。
そして、昨晩読了して、自室においてあるので、確認はできないし、する気もない。
要するに、アル中と酒乱を持て余した芥川賞作家が、飲酒の誘惑と如何に戦ってきたか(いるか)という自問自答の記録。
翻って私。
著者は30年とのたまうが、私は47年、ほぼ毎日呑んできた。
だが、アル中だとは思ってない(飽くまで本人としては)。
しかし、『酒乱なんやろなぁ、オレ』という自覚はある。
ひと月余り前、『これはもうアカン』ということがあった。
その半月前に恐らく痛風だろうという症状が出て、丸一週間酒を抜いた。
その上で久しぶりに痛飲したのがトリガーだった様に思う。
このように、私にとって節酒はそう苦ではないのだ。
なので、休肝日を週に二日続けて取る様にしている。
そうなると、一気に【酒が弱くなる】。
『ならば呑まなきゃいいじゃん、ユー』
と言う訳だが、『オレは酒屋だ!』という気概もある。
著者の断酒の根拠の【酒は百害あって一利無し】には、敢然と立ち向かいたい。
君は【アル中再発】が怖いから、そう解釈しなければ、理屈が付けられないのだろう。
そういう意味では、私も【酒乱】になるのは怖い。
今後絶対にあってはならないことだ。
なので、こう決めた。
1.最低週に二日の休肝日
2.出来れば試飲以外は呑まない
3.会食は断固避ける
酒の愉しさを伝える身でありながら、こんな感じなのは片腹痛いが、致し方ない。
酒の影の部分だってあることを認めながら、生きていく。
ま、これでいいのだ・・・

