宝島のチュー太郎

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2021/11/29 善悪の判断基準


 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。




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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/11/29 善悪の判断基準
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その時代の
人間どうしの都合や便宜で作為した、
いわゆる第二義的の倫理道徳を
標準としたのでは、

物事の善悪を正当に判断することは、
しばしば正鵠(せいこく)を失することが
往々にある。

故に物事の善悪邪正を判断する
最も合理的な考え方は、

その事柄が現代の人間生活上
絶対に必要のことか否かということを
基準として考察することである。

ただしこの場合
決して個人の生活を本位とせず、
あくまで己れの生活している社会全体を
標準としなければならない。

中村天風

注)正鵠…弓の的の中心。
     転じて、物事の要点・急所




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▼物事の判断基準は
 絶対的で普遍・真実性があること
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(以下、杉山彦一著『いのちを活きる』
 第6章より引用抜粋)

第二次世界大戦後、
思想の自由から、続々と政党は結成され、
それぞれ論陣を張った。

相反する正義が、いくつもあってよいものか。
また正義と正義が互いに闘争して、
殺し合ってもよいものか。

正義は、自分の主張や行動を
正当化する口実に過ぎないのか。

「一体、真の正義とは何か」。
私は模索するばかりで、
納得できる結論に
到達することはできなかった。

結局、天風哲人のお教えを
いただくほかはなかった。

天風哲人は、
「力も主義も、相対的なものである。
相対的なものに基準をおくと、
対立し闘争を招く。

相対的なものは、真の正義ではない」
と断言された。

さらに
「真の正義の基準となるものは、
人種や階級や主義や力を超えた、
絶対的なものでなくてはならぬ。

それこそは、
人類に共通する普遍性と真実性を
もったものでなくてはならぬ。

それは一体、何か。

それは、人種や階級を超えて、
人の心の中で最高に進化した、
純粋な心、本心である。

本心が正義の基準である。
本心に準拠した行動が正義の行動である」と、
哲人は力強くいわれた。

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