宝島のチュー太郎

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2021/11/24 生活の情味はどこにある



 私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。



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■  中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/11/24 生活の情味はどこにある
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特に知っておきたいことは、

生活の情味というのは、
楽しい事柄の中にのみあるのではなく、
またさりとて金や物質の豊かな時にのみ
あるのではない。

悲しいことの中にも、
また悲しい事柄の中にもある、
況(いわん)や人間世界の
階級差別に何ら関係はないのである。

否、むしろ富貴や地位に活きるものは、
生活の情味を、そうしたものの中から
獲得しようとするために、
真の味わいを味わい難い。

したがって真の幸福というものを
味了(みりょう)することも容易でない。

中村天風

注1)情味…しみじみと心にしみいる
     ような味わい
注2)味了…味わいつくすこと


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▼情味を見出すためには心の力を強めること
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(以下、機関誌『志るべ』に掲載された
 「箴言註釈13」現代語表記版から引用抜粋)
 ※『叡智のひびき』箴言13に該当。

出来得る限り、広くかつ深く、
生活の中から情味を見出すことに努力しよう。

もっともっと観念要素を更改し、
積極観念の集中力を養成し、
神経反射の調節を入念に実行して
その実現に努めよう。

要は、心の力を強めることである。

そうすれば、われわれの命の活きる範囲は
ますます広がっていき、
内容もいよいよ豊かになり、

そして自然と幸福も分量多く
感じることが出来るようになる。

人生に対する心構えは
to be(生きているだけ)ではいけない。

to grow(進化)でなければならぬという
ことなのである。

分かり易くいえば、人生というものは、
ただ単なる「存在」として活きるのでなく、
つねに「生成(進化向上)」を
心がけるべきである。

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