2021/10/31 理想の姿を心に描く
私淑する中村天風翁の言葉を中村天風財団のメルマガより引用連載します。
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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2021/10/31 理想の姿を心に描く
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人生に何か不足なところがあって、
もっとそれを完全なものにしたいと
思うことがあるんなら、
いちばん手っ取り早く、
それが自分のものになった姿を
理想の上に描き出すことです。
体が悪かったら、
体の悪い状態をしょっちゅう考えないで、
もう治った健康な状態を
自分の理想の姿の上に描かなきゃ駄目だよ。
運命またしかり。
絵を画いたり、
字を書いたりする時は、
出来上がった姿を心に描くからできるんだね。
出来上がった後の姿を心に描かないで
書いてる字でも絵でも、
見るに堪えないじゃないか。
中村天風
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▼理想の成就は、
現在の一歩一歩を考えることから
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(以下、『盛大な人生』第5章より引用抜粋)
ただ理想のみをむこうのほうに掲げておいて、
そして現在の一歩一歩を考えないで、
理想の火を炎と燃やしたって駄目だよ。
ただむこうで燃えてるだけだもん。
理想の実現、成就というものは、
現在の現実を正しくパッと握って
離さないことなんだ。
そうして、しょっちゅう
「可能に、可能に」と、
観念のなかでは可能にしちまわなきゃ駄目だ。
もっとわかりやすい言葉でいえば、
できてないことをできた格好にしちまうんだ、
頭のなかで。
だから、「ああ、私はそんなことはできません、
できません」はいけないんだよ。
本来の面目たる心身統一を
心から失なっちまうことになるもん。
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