宝島のチュー太郎

20年続けたgooブログから引っ越してきました

    冬でも生のまま舐める、店主はそれが好き

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草引きは行楽




 恥ずかしながら、まだまだ気分にムラのある私は、仮に書こうとするネタが頭の中にあっても、先延ばしにしてしまうことがしばしばある。
結句、直前の投稿はいつだったか。
恐らく半月ぶりくらいだろう。

 ま、そんな訳でけふはこの前の定休日のハナシである。
最近、遠出をする気力が湧かない。
あんなに好きだったサウナにも随分行ってない。
理由は単純、往復40分ほどの手間と時間が馬鹿らしく感じてしまうのだ。

 さりとて、ずっと屋内で過ごすのは、不健康だし、勿体ない。
それと、4か所ある庭の手入れがある。
夏は冬の3倍?くらい植物の成長が早い。
なので、放置してると、近隣と、自身の気分に問題が生じる。
そして、それを整備する人間は、私しかいない。
シルバー人材センターに頼めば楽だろうが、金が掛かる。
ならば自分で動くしかない。
それがまあ、毎週やってくるのである。


 こう書くと、まるで嫌々の作業のようだが、ものは考えよう。
割り切れば、結構楽しいのだ。

多分、私には、父方の百姓の血が流れているのだろう、土をいじってると心が落ち着く。


 そんなこんなで、先日の定休日は、朝一で図書館と、その先にあるお得意様へのワイン頒布会の配達、帰途、あかがねキッチン?で買い物を済ませてから、自室の庭の草引きを始める。
まずは、伸びすぎて生垣と化した、道路側の枝払いから始める。
ここまでは、最低のノルマ。
その先の庭の草引きは、気分で、途中で止めてもいいとの思いで、焦らずじっくりと端から抜いてゆく。

と、ここまでくれば、それはもう作業ではなく、行楽なのだ。
無心に手で草を引く。
抜けきらないものは草かきを使って根からおがす(方言、はがす)。
天空には今を盛りの日輪。
ジリジリと肌が焼かれる。
とめどなく汗が流れる。
抜いた草をじょうれんに移す。
そいつが一杯になる度に、庭の端っこに積み上げる。
ここが虫の住処となることを願っている。
実際にずっと繰り返されてきたそこは、秋になれば心洗われる涼やかな音色の発信地となる。


 庭の一角に酒箱を積み上げ、そこにホースを刺しておく。
簡易の水場である。
熱中症にならぬよう、定期的にそこで顔を洗う。
これがなんとも気持ち良い。
正しく生き返る心持ち。


 久しく雨が降ってない土を強くかくと、土煙が上がる。
自室の掃き出し窓は開けたまま。
土煙が部屋へ入ってはまずいと、水を撒く。


 ホースから勢いよく弧を描いて放出される水は盛夏の陽を反射して、まるでダイヤモンドの連なりだ。
これを行楽と言わずしてなんとしょう。


 さて、もう少し草引きを愉しもう。
別に最後までやる必要はない。
飽きたところで止めればいい。


 だって、行楽なのだから・・・