今日の朝日新聞beにこの記事?コラム?が載った。

我が意を得たり由良之助。
私も、この歳になって初めて彼女の歌唱力の凄さが判り始めた。
今では、入手出来るCDのほとんどをいつでも聴ける状態にしている。
中でもやはりこの微吟が良い。
たまに「チュー太郎」でも流したりもするが、若い人達は一様に変な顔をする。
まだその値打ちを理解できないのだな。
私は若い頃、時代劇が好きではなかった。
嫌いというほどでもないが、退屈なドラマでしかなかった。
要するに、意識の外にある存在だった。
それがどうだろう、50を超えた辺りから、じわじわと心に沁み込んでくるようになった。
今では積極的に求めたりする。
ようやく私の心が、それを受け入れられる状態にまで熟成したのだろうと思う。
ちあきなおみに対する思いはそれに似ているように思う。
引退宣言する訳でもなく、潮が引く様に世間から消えようとしている。
その生き様にも惹かれる。
それで良いと思う。
ただ、映像の世界は別としても、音の新作ももう無理なんだろうか。
老齢の境地で歌い上げる世界はどうだろう。
例えばヴェラ・リンのように。
それもこれもご本人が決める事。
ファンはただ静かに待っているのみ・・・


