著名人の訃報に接して、思わず声が出たのは63年近く生きてきて初めての事だった。
私のヒーロー、萩原健一さんが亡くなった。
まだ若い。
残念だ。
自分の為にも、彼の足跡を残しておく。
私がショーケンを知ったのは、小学5年生の頃のGSブーム。
テンプターズのリードボーカルとしてだった。

次は高校2年生の頃、「太陽にほえろ」のマカロニとして。
フロントガラスを倒したジムニーで疾駆するシーンが目に焼き付いている。



そして、高校3年生の頃には「傷だらけの天使」。
秀逸なのは、なんといっても、そのオープニング。
カット無しの長回しで、ワイルドな朝食シーンは、今でも最高だと思っている。
水谷豊との絡みも微笑ましく、何といっても、圧倒的にカッコよかった。



そして、大学2年生の頃は「前略おふくろ様」だ。
録画装置なんてとても入手できない時代、金曜21時だったか?
その放送日には、万障繰り合わせて帰宅したものだ。
シリーズ1は、DVDボックスで持っていて、シリーズ2はBS日テレの再放送を全て録画。
誤って消去することのないよう、保護を掛けて、今でも時々観る。





次は大学4年生の時に観た映画「青春の蹉跌」。
実際には、高校3年生の頃にリリースされたようだが、私が観たのはそれから4年後。
飯田橋の駅を降りて、神楽坂に向かう。
その入り口手前を右折すると、「佳作座」という洋画専門の名画座があった。
そして、そこを行き過ぎて数百メートル?の場所にあるのが「ギンレイホール」という邦画専門の名画座だ。
当時は公開されて2年くらい経ったものが2本立てで300円だったように記憶している。
よくお世話になったものだ。
そこで観たのがこの映画。
「前略」での海ちゃん役、桃井かおりとのシリアスな内容。
桃井かおりのおっぱいはドキドキしたな。
同じコンビでも作品によってこうも違うんだ思ったことも懐かしい。



その後、彼には謹慎すべき期間があって、久しぶりに観たのが「課長さんの厄年」という日曜劇場。
普通のサラリーマン役。
でも、やはりカッコよかった。



それからまた、露出の少ない時期を経て、つい最近観たのはNHKのドラマ「鴨川食堂」。
分田上のサブが歳をとるとこうなるか?
髪は薄くなったが、相変わらず渋い。



そして、遺作(恐らく)となったのも、やはりNHKのドラマ「不惑のスクラム」。
前作から2年ほどしか経ってないのに、えらく腹が出て年老いた印象が気になっていた。

永遠の不良が、晩年はNHKとつきあってたのが、不思議なような分かるような。
いずれにしても、私が手放しで好きな俳優がショーケンこと、萩原健一。
正しくヒーローだ。
逝くのがちょっと早いのが残念だけど、まあ仕方ない。
実は今朝、久しぶりに「前略」のDVDを観直し始めた。


私の最初で最後のヒーロー、ショーケンよ永遠なれ。
ご冥福を祈ります・・・
