正面から見える光景が全てではない。
この本の著者も、叩かれている。
もしかしたら、この人が錯誤しているのかも知れない。
でもいいじゃないか。
何が真理か判らないときは、一番自分にシックリくるものを信じればいい。
糖質制限然り、不食生活然り。
100%受け入れられること自体が不自然。
そも、著者、近藤誠さんが主張する根本は以下の一点のみ。
すなわち、
本物の癌とは転移するもの。
そうでないものは「がんもどき」。
そして、本物の癌は、「早期発見」とされる段階では既に転移しているので、完治することはない。
(それ以前の段階では、癌が小さすぎて発見出来なかっただけのこと)
また、「がんもどき」は命に拘わることはないので放置しておけばいい。
(この切らなくてもいい「がんもどき」を切って、早期発見のお陰と勘違いしたりする)
なので、いずれにしてもほっとけばいい。
(*がんもどきが本物の癌に変わることはない)
となる。
そして、そこから転じて、
1.定期健診は受けない。
2.病院に近づかない。
3.癌のことは忘れる。
となる。
いやあ、竹を割ったように痛快で理路整然。
気持ちが良い。
「なにぬかしとんでや、アホウが!」
という声が聞こえてきそうだが、罹った本人が納得するなら、それが一番やろ。
と思う。
また、死に方についても知恵をつけてくれる。
のたうちまわるような癌は少ない。
癌を受け入れて死ぬなら眠るように逝けるそうだ。
痛みが辛抱ならぬ場合はモルヒネという手もある。
また、癌が末期に差し掛かると食事が摂れなくなる。
そんなときは、下手にチューブを突っ込んだりして腹水が溜まるようなことはせずに、餓死すればいいとも。
その段階では餓死が最も穏やかに逝けると。
もし私がそうなったら、是非自分の布団の上で餓死したい。
最後に、著者が「雨ニモマケズ」になぞらえて作った詩を書き写して終わりとする。
(まるでオイラのことかい?ってな内容)
それで、もう癌のことは頭からオミットする。
いや、私が今実際に癌に罹ってる訳ではない。
罹ってもないものを考える必要は無い、ということである・・・
「本物のガン」で長生きする人の養生訓
医者にも行かず
クスリも飲まず
検診も人間ドッグも受けぬ
変わった考えをもち
欲はあるようなないような
あまりカッカせず
いつも冗談を言って笑っている
毎日好きなものを食べ
酒も甘味も楽しみ
カロリーや血圧を
細かく勘定しないで
よく楽しみ、出歩き
そして安眠し
ひとり気ままにすごせる
時間と空間がある
がんや不調があっても
年だものとつぶやき
手術と言われたら
切りたくないといい
ワクチンも抗がん剤も
副作用がイヤだと拒み
どこかで倒れても
救急車を呼ぶなと言っておく
日照りのときは出歩かず
寒いときは無理をせず
みんなにのんきと言われ
いよいよのときには
ありがとうと笑い
そういうふうに
わたしは死にたい
追記
昨日アップした本は、この本の後に出版されたもので、セカンド・オピニョンのケーススタディー?つうんですか?
そして、これはそれ以前の俯瞰図。
この本を読めば大まかなことは理解できる。
その上で、もう少し具体例を知りたければ、その昨日の本を読めばよろしかろう。
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