「酒の宝島」の斜向かいにある「チュー太郎」がある場所にあった「河端酒店」の頃のハナシ。
まだ私は小学生だった。
当時の瓶ビールは、木の箱に入っていた。
凄いなぁ、探してみたら当時のそれの写真があったよ。
こんな箱。


これに2ダースのビールが入っていた。
今は20本入りなので4本分、そして箱自体が木の分、重かった。
仕切りは一切ないので、カチャカチャ音がする。
何より厄介なのは古い箱。
釘が甘くなってるので、乱暴に扱うとよく上の板が外れてた。
スタッキングにも向いてない。
今のプラケースなら5~6ケースは余裕で積み上げられるが、当時の木箱はどうだったろう?
気分的には3ケースくらいかな?
木箱からプラケースに切り替わったのはいつ頃だろう?
なんとなくだけど、私が高校生の頃だったように思う。
ついでに言うなら、一升瓶のそれは随分と遅かった。
一升瓶の場合は10本入りで仕切りがあって、なおかつ輸送中に割れないように太くて大きな輪ゴムでそれぞれを締め付けていた。
それが大量に余るので、小学生の頃はそいつを飛ばして今のサバイバルゲームのようなことをして遊んだものだ。
ビール業界と違って、酒造業界の足並みは揃わなかった。
特に剣菱は遅くまで木箱を守った。
そうすると、リターナブルの仕組みからは外れるからか、いつも新箱だった。
進物にはこの木箱入りが好まれたので、後にその木箱を買い取りに回る業者も現れたりして。
古くなった箱を鉈で壊して風呂の燃料にするとよく燃えたっけ。
まあ、酒屋がまだ元気だった頃のハナシではある・・・
