今朝一番の配達先で集金をして、そいつをその足で預金するために伊予銀行に行った。
すると、ATMをどうしても通らない1万円札がある。
よく見れば、それには、破れたところにセロテープが貼ってある。
これではATMが受け付けなくて当然。
自分の財布の中のものと交換して預金は済ませた。
「さて、この万札どうしよう」
例えば、ワオンチャージにしたって機械を通すのだから、同じことになるだろう。
それに、こんなのを人様にバトンタッチするのはなんとなく憚られる。
そんな訳で窓口で預金することにした。
そこで呼び出されるのを待ってる間のハナシ。
目の前に天井からぶら下がったテレビがあって、そこでは「愛媛の特産品」を紹介していた。
その中の日本酒のコーナーで懐かしい銘柄を発見。
それがこの森の翠だ。

でも、そこはもう随分前に廃業した筈。
てことは、かなり古いビデオを流してるんだな。
ともあれ、いい機会だから、その酒蔵と「酒の宝島」の繋がりを残しておこうと思い立った。
とあるサイトにその紹介分があったので拝借する。
以下引用ーーーーーーーーーー
- 蔵元の紹介 -
「森の翠」を醸す篠永酒造は1886年(明治19年)創業、法皇山脈の裾野が段丘状に迫る旧道沿いに蔵を構えています。
明治初頭に建てられた蔵は、明治の面影を残す数少ない存在となっています。
篠永酒造の近くに正の森という緑豊な場所があります。
その森の中に小さな滝「龍王の滝」があり祠を奉っております。
その加護のもと創業以来滝壷の水を直接引いて 造っているのが「森の翠」です。
正の森の自然とともに永遠に繁栄していくことを願って 「森の翠」(もりのみどり)と名付けました。
蔵人と従業員合わせて4人で酒造りを続ける、年間250石の小さな蔵元ですが、小さい蔵だからこそ、手を抜かない細やかな造りを心がけているのです。
酒米は近隣の農家に委託している山田錦、松山三井を主に使っており、山廃造りを主に仕込みを行っています。
なかでも蔵付きの酵母を使う山廃造りは、速醸法と比べると倍以上の手間と時間が掛かりますが、伝統的なスッキリした辛口のなかにもコクと膨らみがある酒に仕上がります。
甘口が多い愛媛県の蔵元の中でも、 南部杜氏の流儀に則り辛口の酒を造り続けています。
また、女性杜氏を採用する数少ない蔵元で、宇高育子さんは利き酒コンテストでもチャンピオンとなったこともあり、2005年度より杜氏として酒造りに携わっています。
「気負わず、自然体の酒づくり」をモットーに、濃厚でありながらも爽やかで、程よい苦味を備えた飾らない味わいの旨い酒を造り続けています。
○平成13~15年度全国新酒鑑評会金賞受賞
ーーーーーーーーーーー以上引用
補足すると、それ以前にやはり同じ四国中央市(当時は伊予三島市)に廃業した「江戸錦」というお蔵元があったが、そこと縁戚にあると聞いたことがある。
江戸錦は、前社長が亡父の同級生だったこともあり、「酒の宝島」の前身「河端酒店」が酒販免許を取得するときにお骨折りいただいたと聞いている。
そんなこともあって、近しく感じているお蔵元だった。
その酒質は蔵元紹介にもあるように、愛媛には珍しい骨格のあるやや辛口で私の好きなタイプだった。
言わばお隣西条市の石鎚さんのようなタイプ。
廃業の憂き目に遭わなければ、今頃は・・・
と思うと、実に勿体ないことをしたと思う。
その責任の一端は、販売力の無い我が酒天倶楽部にもあったと言わざるを得ない。
そのグループで造っていた銘柄を最後に紹介しておこう。
私が命名した日々是好日は晩酌用に辛口の燗酒向け。
そして、仕込み水をそこから引いていると連れて行ってもらった瀧から命名した瀧の精は、南部杜氏の流れを汲む山廃仕込みの純米大吟醸酒。
その瀧はお蔵元の私有地だと聞いた。
蔵から細い山道を登ったところにある、ほんとに瀧の精がいるような神秘的なところだった。
あの瀧は今どうなってるだろう。
そうだ、今度行ってみよう・・・
