昨日は妹の誕生日。
その妹から電話があった。
老母に向けてのそれを取り継いだ後、老母曰く、
「最近智恵美(妹)は自分の誕生日に報告の電話をくれるんよ」と。
そうだった、確か去年も私がその電話を取り継いだ筈だ。
「あなたのお陰でこの世に生を受けて、今年も1年、つつがなく暮らしました」
「産んでくれてありがとう」
という意味なのだろう。
我が妹ながら、殊勝な心掛け。
その昔、隣町の土居に住んでた頃、
私が幼稚園児(5歳)前後だから、55年辺り前のハナシ。
3つ年下だから2歳前後の妹の手をひいて、よく近所を歩いていた記憶がある。
大人の目を盗んでビオフェルミンを大量に食って引きつけを起こしたり、
三輪車ごと崖から川原に落ちたり。
あの時は隣に居た私が父親にこっぴどく叱られたっけ。
その妹も良き伴侶を得て、二人の姪は姉が去年、妹が今年嫁ぐ。
後は悠々自適の余生だろう。
至らぬ兄貴としては、まだまだ踏ん張らねば。
まあ、こんくらいの逆境が私というノホホン教にはちょうどなのかも知れない・・・
けふの1枚
路傍の石ならぬ、路傍の春・・・

