けふのBGM
Moon Road with Moon by George Winston
急に寒くなった昨日、やせ我慢をして薄着で店番をしていたら風邪っぽくなってきた。
それは夜になっても回復せず、どころか、ますますヤバイ雰囲気になってきたので、「チュー太郎」を早仕舞いして早寝をすることにして外に出た。
以前はこんなことはなかった。
冬の海に全裸で飛び込んだミレニアム年越しからそろそろ12年。
それだけロートルになったということだ。
見上げれば天空には見事な満月。
当夜は皆既月食が見られるということは知っていたが、天気が良くないと思っていた。
それがなんと、澄んだ夜空が広がっていて、オリオン座もクッキリ見える。
天候に恵まれた皆既月食なんて、そうそうお目にかかれるもんじゃない。
「ラッキー」
この思いが酔狂をさせた。
ダウンパーカーにオーバーパンツを着込んで、ホットブランデーを手に自室の庭に出た。

iphoneで何の工夫もせずに撮った写真だから見られるレベルじゃないことは解っているが、言いたいのは「色」だ。
月は、左下から順に欠けていった。
やがてそれは消えて真っ暗になる・・・んだと思っていたが、まず、指輪になった。
それからまた段々と丸い形にぼんやりともどっていく。
やがて、丸いオレンジ色の月に変身した。
月食は、太陽、地球、月が一直線に並び、月を輝かせる太陽光を地球が遮るために起きる。
太陽光は地球の大気で屈折し月面にわずかに届くため、真っ暗にはならず、条件によりさまざまな色に見える。
ということらしい。

iphoneで普通に撮ると、存在すら判らないかも知れない。

ズーム機能を使ってやっとこの程度だ。

なので、ネットから拾ってきた。
また満月に戻るまで見届けたかったのだが、それまででも既に寒空の下に2時間ほど佇んでいたようで、無理をすればホントに風邪をひきこみそうに思ったので自重した。
体調が万全でキチンと準備をしてたら、もっと愉しめた筈だと思うと残念だ。
しかし、大事をとっても風邪の初期症状から脱出できてない今、あの判断は正解だったと思う。
凍て空(いてぞら)に オレンジの月 いと妖し
この程度の句しか思いつかぬ自分が情けない・・・
