なんで生きているのか
けふのBGM
大学1年の時、私は住み込みの新聞配達員だった。
ある日曜日、同じく住み込みの拓殖大学4年の首藤先輩が池袋の名画座に連れて行ってくれて、見せられたのがこの映画だった。
いい先輩に巡り会った。
Mid-life crisis from Kurosawa's Ikiru.
残り時間の方が少なくなってきた年齢になって、死を見つめてみる。
いずれ確実にやってくる人生最後で最大のイベントをどう迎え、どうクリアするか。
その側面では、今を考える。
そして、今の延長線上にある老いを想像する。
で、「今、俺は幸せなのか?」と自問自答してみる。
そんなこんなでこう思う。
途上だから気概を維持出来るんじゃないか?
求めるものがあるから気概が湧くんじゃないか?
人はすべからく徒手空拳で産まれてきた。
そして、徒手空拳に戻って死にゆく。
それなのに、
持てるものを失う恐怖に怯えたり、
持たざる不幸を嘆いたり、
結局、全ては無に帰すのに。
如何に預かった命を燃やし続けられるか。
生きるということは、そんなことなんじゃないか。
とすれば、私は今、かなり幸せなのではないかと思う、多分・・・
こんなことを臆面も無く書いてみる気にさせたきっかけはこの話。
いつものように抽出して編集してみた。
放送室161回(若くして100億円を手にしたら)
